新たに発足しました「エコミュージアム推進部会」の活動についてお知らせ致します。
1.エコミュージアム推進部会の目的
・歴史的建造物の保存・活用(ヘリテージマネージャーの役割)
・地域における歴史的文化の継承
・観光コンテンツとしての活用
・建築士会と地域のつながりの機会
2.主な活動内容
【発掘、調査】
・夷隅地域における歴史的建造物の発掘、調査
・専門家視察など
【保存、活用】
・所有者の要望をヒアリングし方向性を模索
・修繕・文化財登録の手続き
・地域の子供たちへの教育コンテンツ
・地域の高齢者からの文化継承の機会
・エリアの活性化を目指す
3.現在、活動しているメンバー
堀口智子(部会長)、荘司美智子、青柳雅明
荘司和樹、酒井雅樹
吉清汐音(学生部会)
遠藤陽子(文化継承担当)
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エコミュージアム部会の活動の第1回目として、先日、勝浦市豊浜小学校で講座を開催いたしました。
講座名 :見る・知る・考える 私たちの豊浜講座
開催日時:7月16日(火)9:25~10:10
会 場 :勝浦市立豊浜小学校
講 師 :堀口智子、荘司美智子
受講者 :全校生徒40名、教員、地元の方々
(千葉建築士会本部から4名視察)
協力者 :佐々木さん(妙海寺)
松村さん(映像作家)
区長さん
第1回目は、
「豊浜地区の歴史とみんなが通う学校の生い立ち」という内容で子供たちにお話しをさせて頂きました。
1.みんなの豊浜を地図で見てみよう
2.125年前の豊浜にタイムスリップしてみよう
3.みんなが通う豊浜小学校の生い立ち
4.最後はみんなで写真撮影
今も現存する歴史的建造物の紹介から、明治~大正時代にかけての豊浜地区の繁栄、そこに大きく貢献した人物のお話を中心に、今の暮らしは昔の人々が努力し作り上げたものだと子どもたちに伝えました。
最後まで真剣に聞いてくれた子供たち、感想では「楽しかった!勉強になった」と言ってくれました。少しでも地元に価値を感じて考えるきっかけとなってくれれば良いと感じます。
一方、そんな歴史を全く知らなかったと驚く地元の大人たちも多数いらっしゃり、ヘリテージマネージャーの活動を軸に、建築士が地域の価値を発掘し伝えることができたことは大変嬉しく思います。
※当日の動画が出来ましたらまたお知らせします。
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豊浜地区での第2回目講座は秋に予定しています。
今回は勝浦でしたが今後、いすみ・大多喜・御宿でも開催していきたいと考えております。
一緒に活動したい!なんか面白そう。
昔のことを良く知る語り部の方を知っているよ。
古い建物が夷隅にあるよ。などなど。
そんな方は、私の方までご連絡頂ければ嬉しいです。
以上、エコミュージアム推進部会の活動報告でした。
引き続きよろしくお願い致します。